【お客様事例：北九州市】ゴミ屋敷片付け（孤独死現場）

アパート一室のゴミ屋敷片付けのご依頼です。今回は、室内で孤独死が発生してしまった現場で、強い臭気や害虫もあり、通常の片付けよりもはるかに厳しい状況でした。玄関を開けた瞬間からゴミが高く積み上がっており、まずは通路を作らなければ部屋の奥へ進むことすらできません。そのため、玄関付近から慎重にゴミを取り除き、袋詰めと搬出を繰り返しながら少しずつ空間を確保していきました。

室内には生活ゴミのほかに腐敗した食品類も多く残されており、臭気の根源を断つためにも迅速な分別と搬出が必要です。スタッフ全員が防護具を着用し、安全を第一に作業を進めました。また害虫が発生している箇所もあったため、床面が見えるごとに消毒作業を並行しながら進行。キッチン、居室、浴室と、ゴミを撤去していくごとに少しずつ原状が見えてくる状態でした。

最終的には部屋全体のゴミをすべて撤去し、必要な消臭・簡易清掃まで行い、次の専門清掃がスムーズに行える状態に整えました。過酷な現場ではありましたが、ご家族の「本当に助かりました」という言葉に、少しでも力になれたことを感じられる現場でした。

トイレと浴室前にはゴミが大量に積もり、通路がふさがっている状態でした。まずは動線を確保するため、このエリアのゴミを優先的に撤去していきます。袋詰めできるものは分別しながら回収し、床が見えるまで丁寧に片付けを進めます。通路が確保されると、トイレや浴室へ安全に出入りできるようになり、全体の作業も進めやすい状態になりました。

ベッドが置かれた寝室は、今回の中でも特に匂いが強く作業が大変な場所でした。まずは床一面に積もったゴミを丁寧に撤去し、室内を空の状態へ。汚れや臭気が染みついた壁紙はすべて剥がし、下地の状態を整えていきます。作業後には部屋全体が明るく清潔な印象に変わり、匂いも大幅に改善され、お客様が次の作業へ進める環境が整いました。

奥の部屋には細かな生活ゴミから大きめの不用品までさまざまな物が積み重なっており、足の踏み場もない状態でした。通路を確保しながら一つずつ仕分けて丁寧に撤去していきます。ゴミを全て出し終えると床や壁が見えるようになり、清掃を行って部屋全体をすっきりとした状態に。作業後は、お客様にも「ここまで綺麗になるとは思わなかった」と安心していただける空間へと整えることができました。